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SAGA Ukeire Network ~ウクライナひまわりプロジェクト~

最終更新日:

 まず、SAGA Ukeire Network~ウクライナひまわりプロジェクト~についての発表です。
 これは3月9日からずっと関係者と一緒になって準備をしてまいりました。
 佐賀県、市町、CSO、佐賀県の場合はこれを官民連携でというところが大きなポイントです。我々にとって最大の強みはすばらしいCSOが佐賀県にはあることです。全国規模で活動されているCSOがめじろ押し、佐賀県の中に支部を設けていただいたりしていて、ここのネットワークというのは我々の誇りであり、大切な財産です。そういうメンバーがタッグを組んで官民一体となってウクライナの皆さん方をしっかりと受け入れようと。そして、様々な悩みをお持ちですし、就労だったり、お子さんの教育の問題とか、本当に複合的に問題が横たわっているので、それをワンストップでみんなの力で支援していくというところが大事だと思っています。これを役所だけでやっていると、いつも災害対策で思いますけど、きめ細かい支援というところで、どうしても行政は欠けてしまうところがあるので、そこのお互いの強みを生かしながら、県で全体調整をしながら、みんなの力でウクライナの皆さんに対する支援をやって、佐賀らしい温かい支援をしていきたいと思っています。
 ということで、我々の考えているやり方とすると、いろんな事情があります。個別対応型ということで、県も市町も、そして、CSOもそれぞれに避難の個別相談があります。本日受け入れる2人についてもこちらです。SNSでお二人が何とかしてくれというのを佐賀県のCSOが認知したことによって生まれた今日の受入れになっていますけれども、こういう個別対応などがあります。
 それから、日本ウクライナ友好協会を通じて、佐賀への避難希望者を募集して支援するというやり方。
 この2つのパターンを織り交ぜながらさせていただきたいと思いますし、これは国の受入れの形ができてくれば、そういったところから、国からの要請もあるのかもしれない。そんなことも含めて、我々は佐賀型でワンストップ支援を行っていきたいと思います。ここにある様々なものについて包括的な支援ができるようにと思っています。
 当面は30組、大体うちが受け入れる県の宿舎系が今30組入れそうなので、まずそこまでやって、その辺の状況を見極めながら、さらに増やしていく努力をしていきたいと思っています。
 今回、ビザの発給期間も短期ビザ90日間と就労ビザ1年延長可ということに国にしていただいたので、まず就労環境を整えるようにこれからマッチングをやっていきたいと思っていて、ありがたいことに40社程度受入れを申し出ていただいていて佐賀の温かい企業たちがあるので、それぞれこれから順次皆さん方がやって来られるので、受入れ、そして就業へとつなげていきたいと思っています。
 そして、本日は1組目として、20代の女性2人が佐賀に到着されます。それぞれ保育関係とかデザイン関係のお仕事に従事されていた方ですし、日本語も幾らか対応できるということで、我々県職員もネットで話をして十分通じるということでありましたので、1組目としては受入れやすいというか、我々の問題点も分かりやすいかなと思っています。
 今日夜遅く入ってこられますので、今日はゆっくり体を休めていただいて、明日の15時15分から県庁に来ていただいて、CSOのサポートメンバーと一緒にお迎えして説明させていただきたいと思いますので、もし記者の皆さん方も一緒にお出迎えしていただいたら、我々もありがたいなと思っております。よろしくお願いいたします。
 経費については、県民の皆さん方の義援金、寄付金、クラウドファンディング等から当面賄っていきたいなと思っております。佐賀県民、その他全国の皆さん方、義援金、寄附をいただけたらさらに温かい支援につながると思いますので、よろしくお願いいたします。
 ということで、佐賀県だからできる支援を行っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。





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