○朝日新聞
あともう一点、今おっしゃったコロナの関係ですけれども、おっしゃるように若い方を中心にどんどん増えている一方で、重症化するリスクというのは高齢者以外は少ない。ということで、数は増えるけれども、病床使用率はじわじわと上がっていく状態だと。この状態の中で、ただ、まさにおっしゃるように、数がどんどん増えていけば病床使用率も上がっていくという、ちょっとやりづらいというか、対策しづらいところもあると思うんですけれども、要は、今、基本的なうがい、手洗い及び換気ですね、ここを徹底してもらうということ以外のところでは、感染を広げるのを止めるという策はあまり打たれていないように思うんですけれども、やはりそこは何かやるべきところがあると考えておられるか、なかなか難しいからこれ以上は難しいと考えているかというのを教えてください。
○知事
非常に難しい対応だなと思います。先ほどお話しいただいたような状況なので、なかなか若い人に刺さっていかないです。かといって、今、まん延防止等重点措置は基本的には時短とセットの措置なので、それですぐにこれが効くかというと、そこについては我々の分析では、それで直ちに減るという感じは得ておりません。
さらに、今BA.2にほぼこれから置き換わっていくと思います。5月のうちには全部置き換わってしまうのではないのかなと思いますし、これからさらに、もっと速い状況ということも考えられるので、なかなかですね、今回のオミクロン株、弱いんだけれども、速いということに対して、どういう手を打てばいいのかなというところを、今分析中です。
その中で、そうは言っても、高齢者に感染しますと病床使用率、そして、お亡くなりになる方も出ますので、これを防ぐためにどういった対策ができるのかといったところを鋭意しっかり取り組んで分析していきたいと思っています。