○朝日新聞
もう一点、喫煙所の関係で、現状でいうと、そのすぐ近くにあるコンビニエンスストアさんの喫煙所という、県庁周辺で分かりやすい喫煙スペースになっていて、特に昼時など含めて人が集中して、その部分の懸念というのはかなり強いのかなというふうに思っているんですけれども、もし設けない場合に、そういう形で民間の、いちお店に負担というか、実質的な公共的な役割というのが集中しているような状況というのはどういうふうに見てありますか。
○知事
一部の地域に、一部のコンビニとかに大きな影響を及ぼしているということに関しては、申し訳ないなと思っています。ですので、そうしたことが一部のところにそうやって集中するということが、また受煙の問題も出てきますから、私も悩んでいるわけですけれども。今、この県庁というものの位置づけですね、県庁の中で何か施策をやる、例えば、障害者施策もそうですけれども、取り組むときに、やはり県庁の取組というのが社会に及ぼすリーディングケースになることが非常に多いわけでありまして、ここで我々が喫煙所を設けるということについての社会的受け止めということを考えると、やはり慎重になるざるを得ないという気持ちです。
周辺の問題については、さらに我々として検討していきたいと思います。
○朝日新聞
今の流れで、可能性として、だから県庁の敷地、県庁という庁舎の敷地以外にも近隣に公的な公園なりとかありますけれども、そういう場所に設ける可能性というのもあるんですか。
○知事
そこはこの9月まで、それこそ議会側が全会一致で可決したことの趣旨ということをもうちょっと私も勉強しなければいけないなと思いますので、そういうことも含めて、さらに検討を進めたいと思います。