作品を受け取った山口知事は、「今回のご寄贈は、ふるさとの優れた文化的・歴史的資産の魅力発信に努めている佐賀県にとって大変意義深く、県民の芸術文化の振興に大きく寄与するものです。」との言葉とともに、感謝状を贈呈しました。
茂右ヱ門さんの作品はフランス・パリのルーヴル美術館に永久展示されており、その完全な六角形と小さな三角形を形作る「籠目透かし」の彫り技は、茂右ヱ門さん以外にはなし得ないと言われているそうです。
このような二重透かし彫りの技法などの貴重な伝統の技を受け継ぐ方が、佐賀の地で活躍していることは、佐賀県陶芸、美術界の誇りです。
県では、これからも佐賀が誇る陶磁文化の魅力や、ものづくりの素晴らしさを多くの方に伝えていきたいと思います。
以上、広報広聴課レポーターが現場からお伝えしました。