県では、CSO活動の活性化を図るため、「地域活性化のための県外CSO誘致事業」に力を入れています。
訪問された同協会は、武雄市に支部(九州支部)を設立され、県内CSO誘致第10号となります。
同協会は、宮城県石巻市を拠点とし、寄付で募った車を活用したカーシェアリングの取組で災害や生活困窮などで車のない方への支援をされています。昨年8月に発生した佐賀豪雨災害の時にも、遠く石巻から、無料のレンタカーを貸し出していただきました。
吉澤代表理事は、「東日本大震災の際にいろんな支援を受けてここまでやってこれた。災害支援だけではなく地域の移動手段の確保や生活再建のサポートなど、これまで培ってきた様々な支え合いのノウハウを活かし、いろんな地域に恩返しをしたいと考えている。今回初めて支部を設立できたので、皆さんに恩返しする最初の一歩を踏み出すことができた。」と話されました。
災害に使った車を安く借りてもらって、災害時にまた返してもらうという取り組みをしているという話を聞いて山口知事は、「災害時は本当に車が足りなくなる。車を一人一台持つという流れから、みんながシェアしていこうという流れになると車が確保しやすい。」とコメント。
佐賀県では今後も、地域活性化のためにCSO誘致に積極的に取り組みます。
以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。