『ちやのきエンデューロ』は、佐賀市富士町苣木(ちやのき)地区の古道などをコースにしたマウンテンバイクレースの大会です。
高齢化で集落維持のための地域の草刈りなど、清掃作業の人手が足りなくなっていた苣木地区自治会と、マウンテンバイクで自由に走れる場所のなかった若者が協力。マウンテンバイクコースを作る代わりに、集落の清掃作業に参加するという関係を確立しました。今では、若者と地元住民が協力して、レースと地域交流を兼ねた大会を開催しています。
山口知事は「皆さんの活動は中山間地域のモデルになっていくと思う。佐賀県も『OPEN-AIR佐賀』という政策で屋外でのアクティビティを推奨している。佐賀の山は都市部にも近く、うまく活用すれば大きな財産になる。」とコメント。
原会長は「取組のおかげで、地域の清掃作業に多くの方が協力してくれ、短時間で終わるようになった。また、高齢者の多い地域で、若者と話す機会がほとんどなかったが、大会を通じて積極的にコミュニケーションをとるようになった。いろんなところから人が集まることが、地域活性化につながっている。」と活動による影響について語られました。
佐賀県では、今後も地域のために活動する皆さんを応援していきます!
以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。