本イベントは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプを佐賀県で行ったことを契機に、両地域間の交流・連携をさらに深めていこうと、国内自治体では佐賀県が初となるメッツァ・パビリオンでの開催となりました。オープニングセレモニーでは、佐賀県とフィンランドに共通する豊かな自然の象徴である木と水面をモチーフとし「両地域の連携が様々な分野で芽を出し、大きく育つ」という願いが込められた『FIN-SAGA』のロゴが山口知事とペッカ・オルパナ大使によって発表されました。「メッツァ」(森)をイメージし、樹木の年輪に「今後末永く連携の時を刻んでいく」という思いが込められたロゴプレートに両者がサインしました。
トークセッションで山口知事からは、「佐賀とフィンランドは、人が豊かに幸せに生きていくという共通点があり、お互いがwin-winになって学ぶべきところが多いと思っている。」と、両者の交流が深まっていくことへの期待を語りました。また、発表されたロゴに関してペッカ・オルパナ大使は「ロゴはフィンランドと佐賀のこれからの象徴で、今日新しい一歩が踏み出せた。」とコメントされました。
佐賀県とフィンランドの親和性をテーマにした本イベントは、12月12日(日曜日)まで開催され、トークセッションや展示、ヒンメリや尾崎人形のワークショップやモルックの体験、さらにはフィンランドタンゴ、エアギターのパフォーマンスの披露などもありました。来場された方々は、クリスマスの装飾が施されたアットホームな雰囲気の中で、イベントを満喫されました。
これからも佐賀県では、フィンランドの交流・連携を深めていきます!
以上、国際課レポーターがお伝えしました。