「サガンスギ」は県が全国に先駆け1965年から開発に着手した次世代のスギです。従来のスギと比べ、成長スピードが早く、木材の強度が強く、花粉の量も半分以下という特徴があります。
今回、「杉」と深いつながりがある厳木高校の皆さん、式の出席者の皆さんと一緒にサガンスギの初植樹を行いました。また、今春卒業予定の3年生の皆さんが30年後の自分へあてたメッセージを入れたタイムカプセルの埋設も行われました。
山口知事は「厳木高校の校訓や校歌、校章には『杉』が使われていて、サガンスギと縁が深い。皆さんが日々サガンスギとともに成長することを願っている。大人になってもサガンスギのことを覚えていてほしいし、30年後にまた皆さんで集まってくれれば嬉しい。」とメッセージを送りました。
生徒代表の大草陽菜さんは「佐賀の誇りであるサガンスギが私たちの学校に植樹されることが嬉しい。新型コロナウイルスの影響で満足いく学校生活を送れなかったが、杉に囲まれた校舎であきらめず努力を続け、多くのことを学んだ。これからも杉のようにまっすぐ、力強く、よどむことなく成長していきたい。」と挨拶されました。
県では森林づくりの新たなシンボルとして、サガンスギの普及を進めていきます!
以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。