ガントリークレーンとは岸壁上に設置され、コンテナ貨物などを船に積み込んだり、船から陸に降ろすための巨大なクレーンであり、貨物の荷役を行う上で最も重要な機械です。
伊万里港は、経済成長が著しいアジアに近いことから、その存在感を増しています。今回、2基目のガントリークレーンが設置されたことで、機能性、安定性が更に増し、国際物流港としての評価や信頼度が飛躍的に向上します。現在でも週8便の国際定期コンテナ航路が就航しており、8月からは週9便に増えます。東南アジアや台湾などとの、更なる国際定期コンテナ航路の誘致が期待されます。
山口知事はガントリークレーン設置にご尽力いただいた関係者へ感謝を述べるとともに「ガントリークレーン2号機には『まりん』という愛称をつけた。3号機の名前も考えてあり、3号機の実現は全くの夢ではないと思っている。」とコメント。
今後も、成長著しいアジアの活力を取り込みながら、更なる港の整備を進めていき、ポートセールスにも取り組んでいくことで、伊万里港の発展さらには伊万里市全体の振興にもつなげていきます。
以上、港湾課レポーターがお伝えしました。