県では、SAGAものづくり強靭化プロジェクトの一環として、女性溶接技能者の技術向上と溶接業界の女性活躍の環境づくりを後押しすることを目的とし、昨年11月に女性を対象とした第3回目となる溶接技術競技会を開催しました。今回の表彰式では、その成績を発表し、顕彰しました。
競技会は高校生も参加することができ、社会人と同じ土俵で、被覆 アーク溶接と、炭酸ガスアーク溶接のそれぞれの種目で技術を競いました。被覆アーク溶接では、県立嬉野高校塩田校舎の武富 あゆなさんが優勝し、炭酸ガスアーク溶接では、(株)名村造船所の井手日向さんが優勝しました。
山口知事は、競技会に出場された皆さんの健闘を称えるとともに、「SAGAアリーナもひとつ一つの作業の積み重ねで完成間近を迎えている、溶接技術も同じように研鑽を積み重ね、技能を発揮してほしい。」とコメント。
これからも県は、女性溶接技術者の充実拡大に取り組み、佐賀のものづくりを盛り上げていきます。
以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。