知事インタビュー【動画YouTubeへ】
○朝日新聞
まず、今日、オスプレイの配備計画について地権者のほうから防衛省に土地を売却するというような決定がなされました。その点について、まず、受け止めをお願いします。
○知事
このたび、地権者の皆さんにしかるべき判断をいただいたことに敬意を表したいと思います。
○朝日新聞
もう一点、これから実際に用地の買収、そして建設というふうに順調にいけば進んでいくわけですけれども、県民の安全と財産を守る立場の知事としてどのように臨んでいかれるかというのを教えてください。
○知事
今回、地権者の皆さん方に非常に悩ましい判断をしていただいたわけですが、我々もこの国防の大切さというものを、話をさせていただいてまいりました。その中で、これまで約8年にわたって様々な角度から検証を加えてまいりました。ぜひ、これから先もこの国防ということはもちろんのこと、地域というものに関して、常に目を向けていただくということと、もちろん防災とか、様々な観点というものがこれから検討されるでしょうから、そういったところについても地元の意向というものを大切にしながら、そして、地権者の皆さん方とは、引き続き誠意ある対応を取っていただきたいと感じております。
○西日本新聞
今回、佐賀空港への配備計画が浮上してから9年近くたって今日に至ったわけですけど、この9年間というこの時間の長さがかかったということについての受け止めは。
○知事
私が知事になってから約8年数か月ということになります。改めて説明を受けてから非常に長い年月がかかりましたけれども、やはりこういう重い事象に関してはプロセスを大切にしながら、一つ一つ丁寧に進めさせていただきました。そういった意味で、これまでのプロセスは、これからの九州佐賀国際空港、佐賀空港についても意味のあったことではないのかなというふうに思いますし、この間の議論ということをしっかり踏まえながら、これからの佐賀空港があってしかるべきだと思っております。