JAからつキャトルステーションは、繁殖農家の方々から子牛を預かり、子牛市場に出荷するまでの間に共同で飼育管理を行われています。一括して育てるため、質の揃った子牛を生産できるようになるほか、畜産農家の方々の負担軽減や飼育規模の拡大にも繋がっているそうです。
はじめに、キャトルステーション内の各施設を視察させていただきました。生後間もない子牛については、パネルで1頭ずつ区切って管理し病気や事故を防ぐ工夫がなされていました。また、受精卵の移植を通して子牛不足解消に取り組まれていることが分かりました。
その後、地元の畜産農家の方々を交え、意見交換を行いました。畜産農家の方々からは、「いざというときに子牛を預かってもらえる施設があるというのは安心だ」、「キャトルステーションのおかげで飼育頭数を増やすことができた」とお話いただきました。
【山口知事のさー行こう!!】
全国的に子牛が不足する中で、佐賀県の誇りである佐賀牛が将来にわたって持続的に発展していくためには、子牛を共同管理するキャトルステーションが大きな役割を担っていることを実感しました。今後も、皆さんのご意見をしっかりお聴きしながら、痒いところに手が届くような支援を行っていきたいと思います。
質の高い子牛が数多く生産される佐賀さいこう!