株式会社きやまファームは、オーストラリア原産の大型鳥であるエミューの放牧を通して耕作放棄地対策に取り組んでいます。放牧により耕作可能となった土地では機能性食品として注目を集める野菜を栽培するほか、エミューの肉や脂肪などを用いた商品開発も行っています。当日は、松田一也基山町長にもご同行いただきました。
はじめに、エミューの放牧を行っている現場を拝見しました。耕作放棄地に放たれているエミューは、草をついばみ、農地を走り回ることから、草の繁茂を防ぎ、農地を蘇らせることができるそうです。放牧によって耕作可能となった農地では、血糖値の上昇を抑える成分を多く含むキクイモが栽培されていました。エミューの排泄物により土壌が改良されると伺い、エミューは耕作放棄地再生の鍵になるのではないかと思いました。
続いて、エミューを用いた商品についてご説明いただきました。エミューの肉を使ったカレー、脂肪から精製した化粧水、珍しい形の羽根で作ったストラップなど、多種多様な商品を開発されていることが分かりました。
皆さんの取組が町全体に広がり、今では、エミュー料理を提供する飲食店もあるそうです。実際に、エミューの肉を使った串揚げとタタキをいただきました。脂身が少なく、非常においしかったです。
最後に、きやまファームの皆さんと意見交換を行いました。鳥飼代表取締役からは「耕作放棄地対策だけでなく、連動して商品開発と販路開拓をしっかり行い、エミューを地域ブランド化したいと考えています」とお話しいただき、エミューを核とする町おこしへの意気込みをひしひしと感じました。エミューのポテンシャルを活かした今後の展開を、心から楽しみにしています。
【山口知事のさー行こう!!】
地域の方々と連携しながら、耕作放棄地対策を含めた独自の町おこしを推し進められており、素晴らしい取組だと感じました。町全体がひとつの地方創生のモデルとなるよう、多くの方々と一層の連携を図っていただきたいと思います。
ユニークな町おこしが注目を集める佐賀さいこう!