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山口知事のさー行こう‼第108回 【伊万里市】黒川町家読連絡会(令和5年6月6日(火曜日))

最終更新日:

地域でがんばっている皆さんを訪問する広聴事業『山口知事のさー行こう!!』108回目の訪問先は、伊万里市の「黒川町家読連絡会」です。



※訪問の模様は、県内のケーブルテレビ局で放送するほか、外部動画サイト(YouTube)でもご覧いただけます。

今回は、黒川町家読連絡会を訪問し、まちかど絵本箱「えほんのたね」の見学や絵本の読み聞かせ体験、意見交換を行いました。

まちかど絵本箱「えほんのたね」。
 黒川町家読連絡会は、読書を通して家族でのコミュニケーションを深める「家読」を推進する取り組みを行っています。平成19年に、黒川町が伊万里市における家読推進事業のモデル地区に指定され、それと同時に黒川町家読連絡会が立ち上がりました。連絡会は、黒川町内の小中学の校長や教員、こども園長、老人クラブ代表、青少年育成町民会議長などがメンバーとなり、地域一体となって活動しています。

 その中でも、会の設立前から町内で活動していた読書ボランティアグループ「おはなしどんぐり」は、会の中心的な存在として、町内のこども園、小学校や中学校で朝の読み語りの活動を行うほか、黒川コミュニティセンターの図書室を日曜日も開館するなど、絵本とふれあう機会を増やすように積極的な活動を行っています。
 
まちかど絵本箱「えほんのたね」を見学しました。
 はじめに、まちかど絵本箱「えほんのたね」を見学しました。
「えほんのたね」は、令和3年10月に設置された、絵本を24時間だれでも自由にかりられる絵本の本棚です。会の皆さんがひとつひとつ丁寧に作り上げた「えほんのたね」は、電話ボックスを再利用したものや、町の大工さんの手作りのものがあり、町内8カ所に設置されています。今回は、3カ所の「えほんのたね」を見学し、置かれている絵本の豊富さに驚きました。


絵本専門士の羽柴さんの絵本の読み聞かせを体験しました。
 次に、黒川コミュニティセンター「絵本の花畑」で絵本の読み聞かせの体験をしました。おはなしどんぐりの代表で、絵本専門士として認定を受けている羽柴よしえさんに絵本を読んでいただきました。絵本専門士とは、絵本に関する高度な知識、技能及び感性を備えた絵本のプロフェッショナルです。音楽の演奏に合わせた優しく語り掛けるような読み聞かせで、絵本の世界に引き込まれました。そのあと、私も子どもたちに向けて読み聞かせをしました。子どもたちの、まっすぐに絵本を見つめる目がとても印象的でした。
 
黒川町家読連絡会の皆さんと意見交換をしました。
 最後に、意見交換を行いました。取り組みを始めた当初は、なぜ絵本を読まないといけないのか、それ以外でもふれあいができている、などさまざまな意見もあったそうですが、今は学校も地域も一体となって協力して活動されているそうです。親のひざにのって絵本をめくることで心の根っこを育てることの大切を実感している、活動を通じて大人のほうが成長させられている、と感慨深くお話いただきました。
 
関係者の皆さんと一緒に。
【山口知事のさー行こう!!】
 絵本で家族のコミュニケーションを深めるため、約24年間にわたって家読の取り組みを続け、今もなお「えほんのたね」など新しいことにチャレンジしています。県では、県立図書館で新刊児童書を全冊購入するなど、本を大切にする県づくりを行っており、その模範となる佐賀らしい素晴らしい取り組みでした。
 絵本の読み聞かせで家族のふれあいを紡ぐ、佐賀さいこう!

 

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(ID:97115)
佐賀県 政策部 広報広聴課
電話:0952-25-7219 (直通) FAX:0952-25-7263
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