県では2021年9月に内水対策プロジェクトチーム(プロジェクトIF)を立ち上げ、命を守ることを第一に、市町や国と一丸となって防災減災に取り組んでいます。
下潟排水機場は、大雨などによる浸水被害を軽減することを目的とし、排水ポンプで雨水を六角川に排水するための施設ですが、2019年8月と2021年8月の豪雨により被災しました。
今回、被災した排水ポンプの復旧工事と排水ポンプを浸水から守る耐水化工事が完了し、六角川で想定される最大規模の豪雨の際も、排水ポンプを継続して稼働することが可能となりました。また、排水機能を強化するため、新たにポンプを増設する工事が行われています。
式典では、山口知事と大町町の水川町長が、復旧した排水ポンプを遠隔操作により起動しました。
山口知事は、工事関係者や地域の皆さんに対し、復旧工事にご協力をいただいたことへのお礼の言葉を述べるとともに、「いよいよ出水期を迎える。少しでも被害を軽減すべく、ハード・ソフト両面で国や県、市町が力を合わせて対策に取り組んできた。気候変動に備え、水の恵みを受けながら水を制していくために、これからも大町町の皆様・六角川流域の皆様とともに、治水対策に全力で取り組みたい。」とコメント。
佐賀県はこれからも、県民の皆さんの命を第一に安全・安心のまちづくりを進めていきます。
以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。