今年度の「九州ニュービジネス大賞」を受賞した6社中、その半数となる3社を、佐賀県内の企業が占めることとなりました。
優秀賞を受賞した西村 史彦(にしむら ふみひこ)氏が経営する株式会社すみなす
は、病気や障がいなどの理由から「働きづらさ」や「生きづらさ」を抱える人々に向けて、アーティストという新しい働き方を提供しています。
奨励賞の髙橋 真哉(たかはし しんや)氏が経営する株式会社Dessun(デッサン)は、「社会貢献に取り組みたい中小企業」と「その支援を得て活動資金の充実を図りたいNPO」とをマッチングするサービスを提供しています。
同じく奨励賞を受賞した三田 かおり(みた かおり)氏が経営する株式会社Retocos(リトコス)は、離島における持続可能な経済活動の実現と自然との共生を目指し、佐賀県唐津市の離島で産出された化粧品原料をメーカーに提供するサービスなどを行っています。
山口知事は、「SAGAアリーナ周辺はもちろん、県内各地で新たなビジネスチャンスが次々と生まれている。「モノ」づくりと「コト」づくりで、これまでにない顧客体験を提供し、多様化するニーズに応えてほしい。県内の起業家ネットワークの拡大にも取り組んでほしい。」と起業家の皆さんを激励しました。
佐賀県では、起業や新たなビジネスの創出に取り組み、全国や世界に向けて大きく羽ばたこうとされている方々に対して、「人」と「人」の距離が近い佐賀だからこそできる「佐賀型」のきめ細かなスタートアップ支援を展開しています。
8月19日(土曜日)には、SAGAアリーナで行われるSAGAものスゴフェスタ9内にて、「SAGAイノベーターズトークライブ」が行われます。これは佐賀県内でスタートアップやDXに取り組む皆さんが対談するイベントで、今回受賞した西村氏と髙橋氏も登壇します。ぜひお越しください。
以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。