本日10月3日追加提案いたしました令和5年度補正予算案について、その概要を御説明申し上げます。
8月末、唐津市の養豚農場で発生した豚熱に関して、殺処分等の防疫措置が9月20日に完了しました。
今回の防疫措置については、処分頭数が約11,000頭、22日間に及びました。掘削や埋却、消毒などの防疫対策のほか、ワクチン接種、農家への補償等について、所要額を計上することといたしました。
この結果、補正予算案の総額は、歳入歳出とも、それぞれ、
一般会計 8億8,000万円
特別会計 5億円
となります。補正後の今年度の予算総額は、既定の予算及び先に提案いたしております9月補正予算案の額と合わせますと、
一般会計 約5,624億 600万円
特別会計 約2,108億5,600万円
となっております。
防疫措置は完了しましたが、現在も消毒ポイントの設置を継続するなど、まん延防止に努めています。9月19日から開始した豚熱ワクチンの接種については、明日10月4日に県内全ての養豚農場で完了する予定です。引き続き、警戒感を緩めることなく対応してまいります。
以上、今回提案いたしました議案について御説明申し上げました。
よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。