4つ目になります。もう一つゲームの話ですけれども、いわゆる大人気ゲーム「信長の野望」とのコラボがいよいよ始動。
「信長の野望」はやったことがありますか──ということで、名護屋城跡・陣跡に有名戦国武将がふたたび集結します。某テレビ局の大河ドラマ、どうも予告編によりますと、いよいよ今度の日曜日は名護屋城らしい雰囲気が出てくるんじゃないかということで、大いに期待しております。というタイミングでの発表になったことを大変うれしく思います。
いろいろ名護屋城に関しましては、むしろ、侵攻拠点というよりは、文化の交流拠点であったんではないかと我々は認識しています。いわゆる桃山文化というのは、もうほとんど、これは佐賀から生まれたのではないのかなということすら私は思っています。
そういったことで大茶会をやったり、黄金の茶室をこしらえたり、この草庵茶室というのは今造っている最中で、来年3月の大茶会には間に合うようにお披露目をしたいと思っています。
さらに、周遊サイン整備ということもやってまいりました。伝統文化発展の“はじまりの地”という認識を持っています。
名護屋城は、茶、花、書道、城垣とか、さらに能とか狂言とか仮装とか、本当にいろんな日本の文化の発祥になった現代の発展の基礎となった地だと思っています。
ということで、「はじまりの名護屋城。」×信長の野望ゲームが、いよいよ来年の1月にコラボがスタートするわけです。
まず、陣跡、150以上の武将がこの地に住んでいて、要は当時20万人の大きなエリアになっていたわけですね。ということで、それぞれの陣跡が残っているわけです。だから、「信長の野望」に出てくるような武将がほぼオールスター全部出そろっていたのがこのエリアということになります。
ということで、この13か所のエピソードサインを作っていくわけですけれども、今日は例として、真田昌幸・真田幸村、はい、こんな感じ。加藤清正、これ。前田利家、石田三成、こういう感じで、伊達政宗、で、徳川家康。
ということで、それぞれの陣跡がどんなような状況だったのかということを、ただ今までは単なる野原みたいなものがあったところを、しっかりと皆さん方にご案内をする、それも「信長の野望」とのコラボで、それぞれキャラクターはこんな感じでゲームの中に出てきますので、紹介をさせていただこうということになっております。
ということで、さらに佐賀県は交差点の名称を武将の名前に変えていきたいと考えています。最近、佐賀県はこれをだいぶやっているんですけど、カーナビにいいんですよ。カーナビをやっていて、佐野常民像前とかSAGAアリーナ前とか言ってくれますので、何となくドライブしながら非常に文化、歴史に触れるような感じになるわけですね。
例えば、今まで波戸岬少年自然の家入口という交差点の名前だったのが真田昌幸陣跡。風呂尾呂という地名が加藤清正陣跡東。大手門が名護屋城跡大手門。名護屋城跡が前田利家陣跡。名護屋大橋西が寺沢広高陣跡。これは初代唐津藩主。ひばりケ丘が徳川家康別陣跡入口なんていうふうにこれから変えていくということで、最終調整がありますので、一応予定とさせていただきますが、こういう形で変えて、ああ、ここにいろんな人たちが、武将が集まってきたんだなということをお客さんに楽しんでいただく、そんなようなエリアに変えていきます。
ということで、これは大型歓迎塔、7メートルもあるやつを佐志交差点付近に設置することにしております。これ秀吉かな、これ真田幸村かな、これは伊達政宗ですね。ということでありまして、いわゆる時代の英傑たちが集結した“はじまりの地”でありますので、皆様を様々な形でお待ちしていきたいと思います。