2020年に開催される予定であった第75回国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」は、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年、特別国民体育大会として開催されました。
大会史上初の国体・国スポの2年連続の九州での開催を機に、「かごしま国体・大会」と「SAGA2024国スポ・全障スポ」を「双子の大会」として位置づけ、「佐賀・鹿児島エールプロジェクト」などを通じて、佐賀県は鹿児島県との交流を深めてきました。
今大会では、正式競技の男女総合得点で競う天皇杯順位は、昨年の「とちぎ国体」の21位より大きく順位を上げ、10位となりました。
閉会式で「国体旗」に代わる「国スポ旗」の授与を受けた山口知事は、記者会見でかごしま国体の成功へのお祝いの言葉を述べ、「長年受け継がれてきた国体旗が返還され、新しい国スポ旗を手にしたとき、スポーツ新時代への歴史の流れを肌で感じて、思わず感情が昂った。今大会で18の競技の激励に向かったが、行く先々で、鹿児島県民の皆さんの優しさに心温まった。引き続き鹿児島県と協力し、エールプロジェクトをはじめ様々なことに取り組んでいく。」とコメント。
また、今回10位だった佐賀県の成績については、「選手たちはよく頑張ってくれたので、もう少し上位に行きたかったが、そこは本当に悔しい。今回、佐賀県のアスリートが一丸となっていることを実感できた。来年はぜひとも、天皇杯を獲得したい。」と、さらなる躍進を誓いました。
そして、SAGA2024については、「佐賀から『スポーツ』大会に変わることが本当に大事だと考えている。スポーツは「する」だけではなく、みんなで応援することで、「観る」、「支える」側も前に進む勇気をもらえる。そのようなスポーツのチカラをすべての人に与えられる新しい大会にしていきたい。」と、意気込みを語りました。
SAGA2024は国民スポーツ大会が2024年10月5日から15日まで(会期前競技は2024年9月5日から17日、9月21日から10月1日に開催)、全国障害者スポーツ大会が2024年10月26日から28日まで開催されます。
スポーツの新時代の幕開けであるSAGA2024をみんなで盛り上げていきましょう!
以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。