全国障害者スポーツ大会は、障がいのある選手がスポーツの楽しさを体験するとともに、スポーツを通して多くの人々が障がいに対する理解を深め、障がいのある人の社会参加を推進することを目的として開催されています。
佐賀県選手団は過去最多の129名で構成され、個人競技では39個のメダルを、団体競技ではソフトボールで銀メダルを獲得しました。
山口知事は陸上競技や水泳、ソフトボール、バレーボールなど8競技の会場に向かい、出場選手やスタッフなどを激励しました。
山口知事は閉会式終了後の共同記者会見において「選手やスタッフの皆さんがどんな気持ちで競技に取り組んでいるのかがつぶさに分かった。フライングディスクの選手が自己の大会記録を大幅に更新して、何度もガッツポーズしていたのが印象的だった。個々の選手がそれぞれの目標を持って大会に臨み、達成感や充実感を得る。そういう体験を通じて、より多くの人にスポーツのチカラを実感してほしい。」とコメント。
また、来年のSAGA2024について「SAGA2024では、伴走者等へのメダル授与や閉会式のアリーナ開催など、新しいことに挑戦する。また、パラスポーツでは、多くのボランティアや運営スタッフが必要であり、(競技参加者のチームワークが問われるのはもちろん、)運営側のチームワークも問われることとなる。『すべての人に、スポーツのチカラを。』というスローガンを体現する大会となるよう、1年後に向けて全力を尽くしたい。」と語りました。
SAGA2024は国民スポーツ大会が2024年10月5日から15日まで(会期前競技は2024年9月5日から17日、9月21日から10月1日に開催)、全国障害者スポーツ大会が2024年10月26日から28日まで開催されます。
佐賀県では、スポーツのチカラを人づくり・地域づくりにつなぐ「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」、そして、みんなが自然と支え合い心地よく過ごせる、佐賀らしいやさしさのカタチ「さがすたいる」の取り組みをしっかりと進めてまいります。
以上、広報広聴課レポーターがお伝えしました。