1 日時
平成22年3月19日(金曜日) 15時30分~16時40分
2 場所
鳥栖工業会館(佐賀県立鳥栖工業高等学校同窓会館)
3 協議内容
1 鳥栖地区定時制高校再編計画検討まとめ(案)について
2 その他
4 主な意見・要望
- 「ものづくり」学習について、普通科の生徒に取り組めるのかという意見が出たが、「ものづくり」学習については、計画の最初から新しい定時制高校の特色として検討している内容である。それで、普通科は「総合的な学習の時間」を使って、「ものづくり」学習を実施するという計画を立てている。現在の鳥栖工業高校で行われている「課題研究」の「ものづくり」実施例には、普通科の生徒にも取り組める内容のものもある。ただ、普通科における「ものづくり」について検討の余地が欲しいということなので、今後議論していきたい。
- 現在、普通科の生徒が「総合的な学習の時間」に取り組んでいる内容のうち、進路関係のものは、LHRを活用して行うキャリア教育で行う。
- 女子生徒が増えるということで、制服について検討している。女子生徒が多い他の定時制に聞いてみたら、軽装の生徒に対しては、強い指導を行っているが、生徒指導上それほど大きな問題はないということだった。制服を決めておいて、許可制で私服も認めるという現在の鳥栖工業高校の方法でどうかと考えている。アンケートでも、そういう意見が一番多かった。校納金を滞納しているという生徒もおり、経済的な負担をかけるのは避けたい。
- せっかく新しい学校になることもあるし、現在の制服が高価で、買えない状況にある生徒がいるのであれば、制服そのものを、安い、買いやすい制服に変えてもいいのではないか。制服は制服で決めて、私服を認めるということであれば、ブレザーだけ決めてもよいと思う。
- 制服については、値段や支払い方法など買いやすいようにしておいて、買う、買わないは生徒の自由でいいのではないかと思う。安くても最近の服は丈夫だし、毎日毎日着るものでもないだろうから、4年間使ってもまだ使えるのではないか。それならば、卒業後、後輩に譲ってもよいと思う。今の女の子は制服にあこがれて学校を選ぶようなところもあって、素敵な制服があれば生徒も着るのではないか。
- 今後広報活動を行っていくことになるが、新しい鳥栖地区定時制高校については東部地区を中心に広報していくように考えている。
- 今日の意見を踏まえて、設置準備委員会の意見ということで報告書をつくりたいと思う。これを受けて教育委員会として再編計画を決定したい。この計画に沿って、来年度高校で具体的に取り組むことになる。その報告を設置準備委員会でしていきたいと思っているのでよろしくお願いしたい。