「3010(さんまるいちまる)運動」とは
会食や宴会の時の「乾杯後の30分間は席を立たずに料理を楽しみ、最後の10分間は自席に戻って再度料理を楽しむことで食べ残しを減らしましょう」と呼びかけ、食品ロスを削減する運動です。
日本において、食品ロスは472万トン発生しており、事業所から出た規格外品や売れ残り、食べ残しによって捨てられるものが236万トン。一般家庭で出た野菜や果物の過剰除去、賞味期限切れ等により、直接廃棄されているものもまた236万トンあります。(令和4年度推計値)
これは、国民1人当たりに換算するとお茶碗1杯分が毎日捨てられている計算になります。
これからの忘年会・新年会シーズンは、楽しく・美味しく会食や宴会を行っていただけるよう「3010運動」を実施していただき、「食べきり」の心がけで食品ロス削減にご協力をお願いします。
【宴会5箇条】
1.まずは、適量注文
2.幹事さんから「食べきり」のお声がけ
3.開始30分、終了10分前は、自分の席でしっかり食べる「食べきりタイム」
4.食べきれない料理は分け合う
5.それでも食べきれなかった料理はお店に確認して持ち帰りましょう
【幹事さんへのお願い】
・参加者の嗜好や年齢層を考えながら食べきれる量に配慮してお店やメニューを考えましょう
・料理を楽しんで食べる時間を作りましょう
・会食や宴会の開始時とお開きの10分前になったら、参加者のみなさんへ「3010運動」の実施をお知らせしてください。
※乾杯後はざわついてしまうので、乾杯前にアナウンスしていただくことが重要です。
(アナウンス例)
・開始時(乾杯前)
「本日は美味しい料理を十分にご用意しました。最初の30分間はお席に着いて、温かいうちに料理を楽しみましょう。」
・お開き10分前
「まもなくお開きとなります。テーブルの上にはまだまだ料理が残っていますので、今一度席にお戻りいただき、料理をお楽しみください。」
【参加者のみなさんへ】
・自分自身の食事の適量を知り、食べきれないと判断した場合は、食べる前に他の参加者と料理を分け合いましょう。
・乾杯後の30分間は席に着いて、料理を楽しみましょう
・お開き前の10分間は席に戻り、再度料理を楽しみましょう
・食べきれなかった料理は、お店の方に確認して持ち帰りましょう
食品ロスポータルサイト-環境省l(外部リンク)
外食時の食べきり[消費者庁]めざせ!食品ロス・ゼロ(外部リンク)