九州各県の土地改良区の役職員等を対象に、農業農村整備事業に関する基礎的、専門的知識の習得を図り、技術力向上に資することを目的として九州各県持回りでの研修会が開催されており、今年度は佐賀県で開催されました。
土地改良区は、農業生産に欠かせない農業用水を農地へ送る水路や用水ポンプ、パイプラインなどの施設を管理されています。
県からは、農業水利施設の維持管理をテーマに話し、これからの農業従事者の減少などに対応するため、それぞれの地域で、将来農業ビジョンを策定しその実現に向けた施設の管理、再編や統廃合などについて考えていただけるよい機会となりました。
また、二日目は、佐賀平野へ水を供給している川上頭首工で現地研修が行われ、管理者である佐賀土地改良区から施設の操作手順や維持管について説明が行われました。
【日 時】 令和5年11月29日(水曜日)~30日(木曜日)
【場 所】 グランデはがくれ等
【参加者数】 95名
【主 催】 佐賀県土地改良事業団体連合会(水土里ネットさが)
【研 修】
1日目 11月29日(水曜日)13時~
(1)「農業農村を巡る最近の情勢について」
講師:九州農政局農村振興部 設計課
(2)「公共工事における品質確保について」
講師:九州農政局農村振興部 設計課
(3)「佐賀県における農業水利施設の維持管理について」
講師:佐賀県農林水産部 農地整備課
(4)「農業水利施設の維持管理について」
講師:開成工業株式会社 営業本部
2日目 11月30日(木曜日)9時~
(5)現地研修
川上頭首工(佐賀市大和町)