
令和 6年 2月 2日 まなび課 企画・読書環境担当 担当者 平野、廣瀬 内線 1737 直通 0952-25-7313 E-mail manabi@pref.saga.lg.jp |
令和5年度「スクール読書チャレンジ運動」の入賞校を決定しました
佐賀県では、自主的で創意工夫に満ちた読書活動の推進を図る取組の一環として、平成28年度(2016年度)から県内の学校を対象とした「スクール読書チャレンジ運動」を実施しています。
この運動は、県内の学校に対し、アイディアあふれる読書活動の取組を公募し、優れた取組を表彰するものです。
今年度は、県内18校(参加者計:5,018人)から応募があり、その中から、下記のとおり入賞校を決定しました。
ついては、2月7日(水曜日)13時からホテルニューオータニ佐賀で開催する『司書のつどい』において、最優秀賞の表彰を行います。
また、応募いただいた各校の取組については、「スクール読書チャレンジ運動実践事例集」として取りまとめ、県ホームページに掲載しています。
記
1.入賞校
【最優秀賞】(1校)
○佐賀市立諸富南小学校
取組宣言 図書室へ行こう!本との出会いを楽しもう!
見つけよう お気に入りの一冊を!
<主な取組>
・探しやすい本の配架やPOP、季節の飾りつけ、図書室のオリジナルキャラクターなどにより、行きたいと思える心地よい図書室の環境づくり。
・読書郵便や夏休み・図書館祭り・ハロウィン等のイベントで、様々な本と出会
い読書を楽しめるような取組。
・他校や市立図書館から本を集め、調べ学習や国語の授業へ活用。
<審査員の評価>
・図書室が学校の中の一つの居場所として楽しく過ごせるような工夫を評価。
・あらゆる機会を通じて様々な本に親しめるような取組を評価。 |
【優秀賞】(2校)
○佐賀市立日新小学校
取組宣言 本となかよくなろう
<主な取組>
・家族に読んであげたい本・動物の本など様々なテーマの読書ビンゴ、さが弁クイズなど読書への興味を引く取組。
・スクリーンを使った怖い話やめいろ大会のほか様々な工夫を凝らした図書館
まつりの実施
・図書委員やボランティアによる読み聞かせの充実。
<審査員の評価>
・学校、家庭の中で本(図書室)とのつながりが、持続するような工夫を評価。
・「家族に読んであげたい本」の取組は身近な他者を認知し考える機会となる。 |
○伊万里市立山代中学校
取組宣言 本にふれる、本とかかわる
<主な取組>
・としょしつpostや手話の日、点字うってみ展を通して本とかかわる取組。
・zine展(小冊子)、り本(覆面本)、myブックカバー等ユニークな催しによる、
新しい世界を知り視野を広げるきっかけづくり。
・カームダウン室や保健室へのマイクロライブラリーの設置。
<審査員の評価>
・り本、絵本パズル、myブックカバーは面白いアイデアで高く評価。
・国スポ・全障スポに向けた手話や点字といった取組などは、新しい世界を知り、視野を広げていく段階にある中学生にふさわしい。 |
【敢闘賞】(10校)
○佐賀市立若楠小学校 ○神埼市立千代田西部小学校
○武雄市立朝日小学校 〇有田町立有田中部小学校
○鹿島市立浜小学校 ○白石町立有明南小学校
○小城市立晴田小学校 〇嬉野市立嬉野中学校
○小城市立三日月小学校 〇多久市立東原庠舎東部校
2.スクール読書チャレンジ運動実践事例集
応募いただいた県内18校の取組結果を県ホームページに掲載しています。
https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00367583/index.html
(参考)令和5年度「スクール読書チャレンジ運動」概要
○応募資格
県内の学校(小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校)
○取組期間
令和5年4月1日~令和5年11月30日
※取組学校はエントリー票を作成し、令和5年8月31日までに佐賀県県民環境部まなび課へ提出。
※期間中の取組結果を実践報告書に取りまとめ、令和5年12月13日までに佐賀県県民環境部まなび課へ提出。
○選考
第1次選考:まなび課職員による選考審査
第2次選考:以下の審査員による選考審査
(佐賀県読書推進運動協議会及び佐賀県公共図書館協議会長、佐賀県教育委員会学校教育課長、佐賀県総務部法務私学課私立中高・専修学校支援室長、佐賀県学校図書館教育研究会代表者、佐賀県県民環境部まなび課長の計5名)
○選考基準
次に掲げる5つの観点に基づき選考する。
(1)アイディアあふれる取組になっているか
(2)読書の楽しさが伝わる取組になっているか
(3)継続的な取組や将来への具体的な取組予定があるか
(4)より多くの本が活用されているか
(5)多くの団体と連携する取組になっているか
○各賞
最優秀賞: 1校 賞状、副賞(図書カード3万円)
優秀賞: 2校 賞状、副賞(図書カード1万円)
敢闘賞:10校 賞状、副賞(図書カード5千円)
※なお、優秀賞の受賞校に対しては当課から賞状及び副賞の伝達を行います。