【議題】 (1)令和5年度事業評価中間報告及び改善のポイントについて 事務局より(1)について説明。 〇各事業の12月末時点での評価結果(指標の達成状況) 評価結果で未確定事業を除き、各事業の指標を達成 〇事業報告 各研修の実施状況、プロジェクト研究・個別実践研究・学校支援等の実施状況について説明 〇令和6年度事業計画 ・必須研修について、各職種、各キャリアステージに応じた効果的な研修となるように研修内容を計画 ・研修履歴を活用した受講奨励に対応するため、受け皿としての希望等研修の充実を推進 ・教育センターWebにより教育に関する最新情報や研究成果等を発信 ・研修受講履歴記録システム、教員研修プラットフォームの運用開始 ・「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実に関するコンテンツづくり ・学習状況調査の自立的な分析・活用につなげる研修の提供
・Q-Uの自立的な分析・活用につなげる研修の提供 等 【委員からの主な意見】
・学校現場ではミドル層の教員が不足しており、小学校では30代前半くらいから学校での中核的な働きを期待される場合もあることから、20代後半の教員を対象にした中堅教諭等資質向上研修が有用と考える。
・校種によっては、今後30代後半で管理職になることもあり得るので、中堅教諭等資質向研修に、学校運営等の研修を盛り込むことも考えてよいのではないか。
・中学校技術・家庭科教員が少なく、佐賀県では2校掛け持ちしている教員も多い。そういう状況では校務分掌で中心的な 役割を担いにくく、結果として学校運営に携わる機会がないまま年齢を重ねることを危惧している。音楽、美術も同様の 状況なので、そういった先生方に学校運営を学ぶ機会を提供していただけたらと思う。
・教育センターだけでなく、教育委員会事務局内各課でもそれぞれ情報発信をしているので、次年度に向けてもう少し整理できればよいと考える。
・教育センターWebへのアクセス件数の内訳が分かれば、今後の研究内容の参考になるのではないか。
・Q-Uに関する支援依頼が依然として多いようだが、保護者対応など他にも研修をしていただきたい内容があるので、研修内容のバランスを考えながら、令和7年度に向けての検討を始めてもよいのではないか。
・初任者や若い先生方には、コミュニケーションや社会人としての振舞いに関する指導も必要であると感じている。初任者研修等でそのような視点での研修を行うことはできないか。
・新卒3年以内の教員の離職率が高いという現状がある中、初任者研修や2年目研修のあり方や内容について考える時期かもしれない。社会人としてのマナー研修、悩みの吐露を含めたディスカッション等が大事だと感じている。 ・「教師のしおり」には、社会人としての一般指導に含まれる内容が記載されているので、うまく活用できればと思う。教育センターとしては、学校現場で積極的に使っていただくよう宣伝したり、時代に即した内容になるようにアップデートしたりすることを今後も期待したい。
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