○佐賀新聞
まず、きょう正式に当選証書を受けられて、正式に知事になられた率直なところの感想と、初日ということで、まず県政課題いろいろありますけれども、どういったことに最優先で取り組みたいかということをお聞かせください。
○知事
そうですね、きょうは初日でしたので、83万5,000人の県民の皆さん方の、特に安全・安心、そうしたものをしっかりとこの肩に背負った重み、そうしたものをひしひしと感じる日で、頑張りたいなという思いでした。これから特に、まずやりたいという意味では、やはり私は30日間という短い間、県民の声を聞いてまいりましたけれども、もっともっと県内の皆さん方の御意見を、例えば離島とかは行けませんでしたから、そして中山間地域はまだまだあります。隅々の皆さん方の声を大切にする、そうしたことにまず取り組んでいきたいなと思っております。
○佐賀新聞
隅々まで声を聞いていくということですけれども、それは知事みずからが出ていって、集会なり、ミニ集会なり、そういった形で声を聞いていくということになるんでしょうか。
○知事
そうですね。まず、私みずからが県民の声を聞く機会というのが、まだ少ないと思っています。特に今回は、私が18万2,795票いただきましたけれども、その数の声すら、まだお会いしていない、私と話もせずに、私の思いに共感して入れていただいた方もおります。そしてまた、ほかの候補に入れた方ももちろんおられるわけでございますから、私の佐賀県に対する思いを少しでも多くの方に知っていただきたいという思いでございます。
○佐賀新聞
県庁組織のことで1点だけ。副知事は今2人いらっしゃいますけれども、山口県政になって、この副知事体制をどういうふうにしていこうと考えていらっしゃるんでしょうか。
○知事
まずは、当面は今の体制で、任期まではしっかりと取り組んでいきたいなと思っています。その後のことは、またこれからきっちりと仕事をしていく中で判断していくことかなと思っております。