○毎日新聞
九州電力の川内原発が再稼働しました。知事はかねてから安全が第一ということをおっしゃっておりますけれども、原子力規制の審査が済んだ後、再稼働についてどのような手順を踏んで判断していくおつもりなのか、お聞かせください。
○知事
そうですね、先日、8月11日に川内原発の1号機が再稼働したということで、私といたしましては、いわゆる新しい規制基準に基づいた第1号でありまして、ぜひ万全の体制で安全運転をしていただけるものだと思っているところでありますけれども、玄海の話ですか。
○毎日新聞
玄海です。
○知事
玄海につきましても、今、審査中ということであります。これも新しい規制基準に基づく厳格な審査を行った結果が、またいずれ我々のほうに示されて、そして、その中で国のほうからもその後の手続について相談があると思いますので、その相談を受けてということになりますけれども、今回、我々よりも先に川内さん、そして、これからもしかするとほかのところもということがありますので、そういったところの状況もしっかりと注視した上で、県のほうの対応を考えていきたいと思っています。
○毎日新聞
続けてですけれども、川内のほうでは、県議会のほうの了承とか、そういったものもあったと思うんですけれども、そういったものを求めるのか、求めないのか、知事はどのようにお考えでしょうか。
○知事
今、お答え申し上げましたように、そうしたさまざまな他県の状況も踏まえながら、我々と国との相談の中で決めていこうと思いますけれども、基本的に我々より先に川内さんがやられたようなことについては、できる限りやっていこうと。さらに、加えて何ができるかというような検討をしていきたいと思います。