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佐賀空港の自衛隊使用要請関連その1

最終更新日:

○読売新聞
 オスプレイの話について聞きたいのですが、よろしいですか。現地調査が進んでいらっしゃって、今後全体像が示されると思うんですけれども、それを受けた上で今後どのように対応したり議論を進めていかれる考えなのか、ちょっとお聞かせいただければと思います。
○知事
 まず、皆さん方ご案内のとおり、今、防衛省さんの責任のもとで計画の全体像、そして将来像を示すために調査が行われていると考えています。ちょうど4月7日だったと思いますけれども、うちのほうから防衛省さんのほうに質問を投げかけて、その回答が4月28日だったでしょうか。藤丸さんの部分だけ返ってきておりまして、これからまた防衛省さんからの返事を待っている状況です。そういったことも含めて、将来像と全体像の明確化に対して防衛省さんにお答えいただきたいという状況です。そこにまず注力していきたいと思っています。
○読売新聞
 それが示された場合はどのように議論を進めていきたいとお考えですか。
○知事
 まず、示され方がまだわからない。今回我々は図面というか、配置図がどうなるのか、まずしっかり見ていきたいと思います。そして、藤丸発言についても今回確認をしていくことになるかと思いますけれども、そこに注力して、そのやりとりの状況をまずしっかり踏まえる必要があるだろうと。その中で、防衛省さんも佐賀市さんですとか、それから有明海漁協さんなど、関係者とのやりとりをしておりますので、そこの状況ですとか、これから県議会もさまざまなアプローチをしていくとことになろうかと思いますけれども、そういったことなどもしっかりと踏まえながら次の対応を考えていこうということであろうかと思っています。
○読売新聞
 漁協さんだとか、佐賀市さんだとかが防衛省と対応していくことになるだろうと思いますけど、県としても漁協だとか、佐賀市さんと何か協議をしていったりというようなことは。
○知事
 そこはもう本当にその時々の状況に応じて対応していくことになろうと思いますけれども、漁協さんは県に入ってほしいという声もあるので、特に漁協、漁民の皆さん方のそういう心配の声には県としてもしっかり受けとめていくことが必要になってくるのかなと今私は思っています。
○読売新聞
 公害防止協定の話でいくと心配されていらっしゃるようなんですけど、このすり合わせみたいなことをされることもあり得ると。
○知事
 公害防止協定については、うちの事務方のほうから我々なりの解釈は説明させていただいていると思います。いずれにしても、我々の解釈を説明することと、これからの状況次第ですけれども、それをどういう形で進めていくのか議題になる可能性は十分あります。
○サガテレビ
 オスプレイの関連ですけれども、まずスケジュール感を、とおっしゃっていますが、全体像が示されて、大枠が示された段階で引き延ばすのも、どこまで引き延ばすかというのもあると思いますけれども、現時点でスケジュール感をお持ちなのか。かねてより無色透明だとおっしゃていましたが、現時点でもそうでしょうか。
○知事
 もともと無色透明と言ったのは、着任早々、話を聞いていなかったので、副大臣の話を聞いて、提案内容がよくわからんねという話から始まって、今、提案内容の明確化の作業をしているところです。そこを今しっかりとやっていて、どのぐらいのタイミングになるか、スケジュール感は持ち合わせていないのはもちろんそうだけれども、今、サガテレビさんがおっしゃったように、いたずらに私のほうから延ばすことは考えておりませんので、防衛省さんが全体像を出していただけるタイミングで、我々もしっかりと、もちろんこれは防衛省さんと漁協さんの関係、それと市との関係もあるんですけれども、県としてもしっかりそれに対して対応していくことになっていくだろうと思います。
○サガテレビ
 ということは、全体像が防衛省から示された段階で、県としても一定の考えというのは示されるんですか。
○知事
 私からすると、全体像が図面も含めて出てきて、この提案内容である程度明確化されたというタイミングがあると思うんです。そのときに、そこから議論がスタートして、県民の皆さん方の声だとか、漁協や市の意見も出てくると思いますし、先ほど言ったように県議会の意見も出てくるでしょうと。そういう中で、皆さんの意見を踏まえながら、その後の進め方については考えさせていただきたいと思っています。
○佐賀新聞
 まず1点目は、先ほどのオスプレイの件ですけれども、かねてからスケジュール感を持たないということをおっしゃっていると思うんですが、藤丸発言の中にあった、6月議会までにみたいなことを仮に、まあ生きていないんですけれども、あれがあったとすれば、参院選前の6月議会ということになると思うんですけれども、知事の判断の中に参院選の期間中に判断されるということがあり得るのかどうかということがまず1点。
 参院選の期間中に判断されることがあるのかどうか。
○知事
 スケジュール感を持たないというのは、私のほうから何かアクションを起こしていつまでという設定をしないということなので、これはもう防衛省さんが自らどうされるのかにかかっているんだろうと思いますし、私のほうから期日をイメージしながら話を進めるということはありません。





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