それから次に、雄淵雌淵公園の話、救える命を救いたい。私も知事になって何回か投書もありましたし、直接お話も伺いました。ここで人が亡くなっているという話です。もちろん、ここは遊泳禁止ではあるのですけれども、なぜか、知らない人が、場合によっては知っていても飛び込んでしまって亡くなっています。
遊泳等は危険なため、立入禁止の看板や柵を設置していましたが、水難事故が後を絶ちませんでした。対策前はこんな感じです。
昭和60年以降、15名の水難事故が発生して、11名の方が亡くなる難所というか、なかなか助かりにくい状況の中にありまして、これを何とかしてほしいという声が多々寄せられていて、今回、佐賀市と連携いたしまして、ネット、注意喚起(の看板)、脱出用チェーンの設置、そして防護柵のかさ上げで、1つチェーンも入れ、本当は入ってはいけない、遊泳してはいけないんですけれども、万万が一のときにこのチェーンで引っかかることもできるように、実は策を弄してあります。
何とかこういったものに対してもしっかりとやっていきたいと思っておりますので、皆さん方の投書もいただきながら、危険箇所に対する措置もしっかりやっていきたいと思っております。