○佐賀新聞
オスプレイの関連で1点確認があります。
九州防衛局への質問の回答が先日あったと思うんですが、日米地位協定に基づく米軍の共同利用の手続に関する部分で、共同利用する場合は知事の許可が必要だというような回答だったと思います。これまでの将来像を確認していく作業の中で、いろいろと出てきた部分もあると思うんですが、それも踏まえて、今後米軍の利用に関する確認はまだ必要と考えるのか、それとも、これまでの回答で確認できたと考えるのか、そこら辺についてお願いします。
○知事
私は平成27年10月に中谷防衛大臣から計画の全体像、将来像の説明を受けるときに、米軍についての3項目めについては取り下げるという話をいただいたと思っています。大臣のご発言ですから、このオスプレイの要請に関してはとても重く受けとめております。
そのやりとりの中で、ほかと横並びになっていて、私からそれについて詳細に言うつもりはないですけれども、防衛省さんのほうからは、県営空港でもあるので知事の許可を受けてからという話がありましたから、そういう形で受けとめさせていただくことになろうかと思います。
いずれにしても、我々は今回、要請内容を明確化した一番大きなポイントは2点。自衛隊オスプレイ機、それから、目達原の移駐なので、これについてしっかり検討していくことだと思っています。そして、3点目の米軍の話は、大臣があれだけお話しいただいたので、そんな簡単に佐賀にどうこうという話にはならない、なってはいけないと思っています。
○読売新聞
オスプレイに関してですけれども、今までの質問項目も踏まえて、県議会なども含めて一部では6月議会中に判断してほしいという声もありますけれども、今までのスケジュール感も踏まえて、知事が6月議会中に判断する可能性はあるんでしょうか、ないんでしょうか。
○知事
先のことを言うのはどうかなと思いますけれども、スケジュール感を持たないで真摯に向かい合っている形からすると、私の今の感覚で、6月議会で判断するスケジュール感は全く持ち合わせていません。