佐賀県の交通関係の「WORST1脱却コンテスト 始めます!」。
今年も7月末の人身交通事故発生件数4,324件で、前年対比マイナス605件、減少率12.3%、負傷者数も5,715人で、前年対比マイナス886人、減少率13.4%、死者数も20人で、対前年で7人減っているとか、だんだん効果はあらわれていると思っています。私も1つ感じ入ったのが、県警が本年の4月に運転免許センター等で免許の更新時にドライバー対象者、1万1,179人に調査したそうですけれども、「佐賀県が交通事故ワーストワンって知っていますか」という調査をしたら、7割の方が知っていたということでしたから、ほとんどの人が知らなかったことを考えると、これは報道関係者の皆さん方も含めていろいろ協力していただいき、それを周知することが目的ではありませんけれども、まずそこからという意味では、7割の方が佐賀県はワーストワンで厳しい状況だと知っていただいたこと自体は、非常に意味があったのかなと思います。
それをこれからどうやってワーストワン脱却につなげていくかでして、人身交通事故の発生件数はこういった形で減少傾向でありますが、まだワーストワンを脱却するには何かが足りない状況です。今回は脱却コンテストを考えたところです。
無事故無違反チャレンジコースで、1つ着目したのは、20代の交通事故が非常に多いのが佐賀県の大きな特徴です。免許を取ってすぐのときに、安易に考えているのか、つい前の車にぶつけてしまうと。この減少を目指したいと思っています。
それから、交通安全のアイデアを募集する話です。
先ほどの無事故無違反チャレンジコースは、チームで92日間の無事故無違反を目指す、それを実現したところから、佐賀牛のギフトなどのいろいろな商品を贈呈しようと。アンダー30、20代、30歳以下で、サッカーのオリンピック代表みたいな。アンダー30で、ここでまずチームをつくってもらって、みんなで無事故無違反をやってみようと、目標ターゲットにしてやっていくのはいいことだと。それから、オーバーエイジで、年関係なくという2つのコースがあります。
これを8月22日から9月30日まで応募を受け付けておりますので、参加料無料ですから、ぜひ応募をいただきたいです。
アイデアコースのほうは、いろんな施策、どんなアイデアがいいだろうかとみんなで考えてもらって、ワーストワン脱却をしたいと。よい案については交通安全対策に反映させたいと思っていますので、皆さんからさまざまな知恵を応募していただきたいと思っております。
がんとあわせて我々の苦しみの1つである交通事故のワーストワン脱却に全力で取り組んでいきたいと思っています。