佐賀さいこうアートプロジェクト2016、「佐賀さいこうフェス」を開催したいと思っております。
ロゴも、全体から遠目で見ると「佐賀」という漢字に見えるかと思います。そんなデザインを込めて、いろんなパーツパーツに佐賀のすばらしいものがあるんだと。それを全体としてコーディネートして見せることによって「佐賀の宝」としたいなということです。この枠はアート表現の「場」、そして、誰もが自分らしく参加でき、多様な文化を受け入れる「場」で、いろんな人たちが文化、芸術、伝統に親しんでもらうことが一つのコンセプトでして、こういった、「さいこうフェス」をやっていきたいと思っています。
音楽とアート、それから県民提案の活動・イベントを募集するという構成で実施いたします。
「佐賀さいこうフェス」は、最近いろんな人たちと県もコラボしてやっていますけれども、基本的な中心は佐賀県出身のアーティストにいろんな「場」を提供して、仲間たちもやってきて、中心に佐賀の出身者を据えてみたいなと思っています。
それから、場所は佐賀城本丸歴史館周辺を考えております。あの周辺のエリアも、これからまちづくりの中に活かしていきたいと思っておりますけれども、その起爆剤としてもこれを使っていきたい。そして、高島みほさんのジャズを聴きながらアートに触れる空間を演出していきたいと思っています。
「アート・アフター・ダーク」も、おかげさまで今のところ堅調で、毎日300人ずつぐらいは来ていただいておりますので、いずれそこもだんだん下がっていくでしょうけれども、そこだけ孤立しないように、そこも含めて、面的に佐賀のまちを回遊できるような形になんとかならないかなと思っております。
博物館、本丸、こういったところのゾーニングを、これから佐賀デザインのチームなどと一緒になって考えながら、どういう面的な整備をして皆さんに心地いい空間を出していくのかの検討も始めていきたい、一大文化ゾーンにしていきたいなと思っています。
体験型イベントは、ミヤザキケンスケさん、冨永ボンドさん、326(ミツル)さんとか、最近うちの県と連携を図るアーティストがどんどん増えてきていますけれども、そういう方に活躍していただいて、県民の皆さん方に佐賀の文化、芸術、伝統がまた華やいでいることを知っていただく場にしたいと思っています。
それから、「アート」をテーマに佐賀の魅力を引き出して県内外に発信する活動、そして、「アート」を通じて佐賀に、にぎわいを創り出す活動についてさまざまなアイデアを出していただいて、助成をして、活躍していただくというチャレンジ交付金みたいな事業ですけれども、皆さん方、地場から出てくる活躍を、この「アート」についても活用していきたいと思っています。
ぜひ、ご家族やご友人と一緒に足をお運びいただきたいと思っております。よろしくお願いします。