○毎日新聞
先日8日の天皇陛下の生前退位の意向を示唆されると思われるお言葉、これについての受けとめは。
○知事
私もこの問題は国民の関心も非常に高い問題だと思っています。そして、私もかつて政府にいた人間として、宮内庁にもいろんな自分の仲間もいて、話をする中で、やっぱり陛下が大変だという話も多々聞いておりましたし、実は我々国民に見えないところで多くの行事もあって、五穀豊穣を祈ったりとか、さまざまな行事があるということでもあったので、我々で言うと自分でいろんなことを選べたりとか、定年があったりとかがあるわけですけれども、そういったところがなかなかできないので、なんとかならないものかと私も思っておりました。
今回、陛下のほうからもお言葉もいただいたようなこともあるので、多くの国民も賛同を示していますので。ただもちろん政治利用というのは絶対あってはいけなので、一定のルールづくりをやっていただきたいと思いますし、女帝のときもそうですけれども、毎回いろんな検討して、途中で結論が出ないままということもあるんでしょうけれども、今回は一つの結論まで考えていただきたいと思っています。