○共同通信
交通事故の話ですけれども、交通安全アイデアコースがあって、県民からいろんなアイデアを聞いて、よいアイデアは採用するということなんですけれども、知事が佐賀で暮らしてみて、今現在、実現可能性は度外視して温めているアイデアみたいなものはありますか。
○知事
この20代の部分を設けようと言ったのも私のアイデアですけれど、誤解を恐れずに言うと、やはり一つは、佐賀県の皆さん方は教習所に行って、割と安易に車の免許がとれてしまうので、ひやっとする瞬間が結構事故になったりすることもあるから、追突事故が多いと。そういったところをよく考えていただきたいと、どうやって知っていただこうかというのが、今回のこの「アンダー30」でもあるんです。
それともう1点は、これは皆さん方はどうでしょうか。転勤族だったらお気づきでしょうけれども、僕がよく聞くのは、2車線あったときに、そこを突っ切って右折する。これは、道交法上全然問題ないけれども、なんかすごいよねと。反対車線を2車線またいで右折して店に入ったり普通はあんまりしないで、最初に左に出るとか、回って行くとか。問題ないけれども、県外から来た皆さんからすると、すごいねと違和感を持っていて、私も最初に思ったんです、同じことを。ところがだんだん佐賀に長くなってくると、がらがらのときもあるし、「大丈夫だろう」とだんだんなってくるので、こうやって非常にリスキーな行為に慣れてくるのかなと思ったりして。佐賀の人は佐賀の県外に出ても事故率が高いので、みんなでもっと客観的に自分たちの運転を見直すということをどう考えたらいいのか、アイデアをいただきたいと思うんです。