私のほうから、有明海沿岸道路の芦刈インターから芦刈南インターがまだ通行止になっておりまして、一度状況を説明してもらいたいという声も県民の皆さんからいただいているので、この場で説明させていただきたいと思っています。
特に福岡の道路陥没が(復旧が)早かったものですから、ちょっと遅いねという話もいただいていて、簡単に言うと、福岡のほうは仮復旧でありまして、我々のほうは本復旧ということで、しっかり土台からやっているわけでして、そういったいくつかの違いはあろうかと思っています。
昨年10月に災害復旧事業としての採択を受けまして、復旧工法を決めさせていただきました。その後、工事発注の手続を進めまして、来月の2月上旬に施工業者が決定する予定です。
復旧工事につきましては、これは私からも指示しているんですけれども、安全性の確保を最優先に、慎重に工事を進めていくこととしておりまして、完成までに一定の時間がかかるものと考えています。開通して割とすぐに崩落したことで、本当に原因を調査する中で、1つはどうしても地震と、それから大雨、そういった災害が大きく関係しているということでもありましたので、これから有沿道路はさらに延長していくこともありますから、しっかりと、二度とそういったことが起きないような指示をしているところです。
上り斜線と下り斜線の供用につきましては、盛り土の沈下観測の結果を見て判断したいなと。やはりある程度置いて、土砂がしっかりと沈下して固定するという、そこの見きわめが大事でして、そういった沈下観測の結果にもよるんですけれども、上り車線については、平成29年度中、下り車線につきましては、平成30年度の夏までには供用できるようにしたいという見込みを持っています。