○佐賀新聞
諫早湾干拓事業の開門の問題についてですが、長崎地裁の和解協議で国が示している基金案については成立が困難な見通しになってきていると思います。
先日、農水省の佐藤局長が知事を訪問された際に、仮に開門調査をする場合、その間は再生事業はストップするというような考えを示されています。農水省のそのような姿勢について、知事としてどういうふうに受けとめられたのかについてお伺いします。
○知事
私は、和解というものが成り立たない、この基金案自体が成り立たないということについてはそうなんだろうと思いますけれども、現在続いております有明海の再生事業についてストップするというのは聞いたことがありません。そんなことはあり得ないことだと思っておりますし、ここのところ(※)アサリ、それからアゲマキといったところでの成果も出てきておりますので、これはしっかりとこれまで同様に対応をいただけるものだと信じています。
※発言に誤りがあったため、一部削除しています。