○佐賀新聞
原発の話ですけれども、国の原子力防災訓練が今年は秋に佐賀県で実施されるということですが、佐賀県としてどのような訓練をやってくれとかという要望みたいなものとか、参加しやすいような日程の調整のあり方だとか、そのあたりの要望などはされる予定でしょうか。
○知事
これは山本大臣が発表されたんですよね。
○担当局長
秋ごろ、玄海地域で行うということを。
○知事
日にちまではまだ決まっていないようですけれども、私とすると、国との関係、特に緊急事態が起きたときに、その連絡体制が極めて重要だというのはかねてから申し上げていましたし、そのときオフサイトセンターに副大臣が来ていただいて対応をするということが、実際のオペレーション(運用・管理)としてしっかり機能するようなことが大事だというのはかねてから申し上げていたので、今回、玄海でやるということは極めて意義があることだと思いますし、その際には、まさに国と我々との連絡調整といったものがどう行われるのか、緊急事態の宣言だとか、本部がどう運営されるのかといったところについて、国とのそういった手順の確認というものをしっかりやっていくということが一つの大きなポイントになろうかと思います。
○佐賀新聞
具体的な手順の確認みたいなところ、例えば離島の確認だとか、渋滞の状況の確認だとか、複合災害だとか、個別の項目でいろいろあるかと思うんですけれども、そのあたり、今回はこういうことをやりたいなとかというのは特にありますか。
○知事
まさにもう、具体的にはこれからですけれども、1つは国との調整ですけれども、もう一つは、これはいろんな地域で国のほうも訓練をやっておられるんでしょうけれども、やはり今、(佐賀新聞記者)さんから離島のお話をいただきましたけれども、この区域ならではの特性といったものをしっかりと織り込んだものにする必要があるだろうと思います。