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今後の去就関連その2

最終更新日:

○毎日新聞
 次の知事選のことに関連してなんですけれども、先ほど最初の質問でオスプレイ、諫干、あと玄海原発の再稼働を目下取り組まないといけない、そちらに注心するという発言があったと思うんですけれども、それらが一定のめどがつかない限り、知事は出馬する、しないという表明はされないという認識でいいんでしょうか。
○知事
 そういう何か条件式みたいなものじゃなくて、今、もちろん自分の中で種をまいたいろんな事業があるので、そういった方向性というものをしっかりやっていきたい。しかも佐賀県政というのは今、中期的にやらなければいけないことがたくさんあるのでという思いはあるものの、特にことしは、今先ほど言った国政に関する案件が大きくクローズアップされているところなので、そこに注力をする時期なんだろうと思いますし、私まだ任期1年あるので、それはある程度、今取り組んでいることについての状況を踏まえながら、いろいろ考えるべき時期というのがあるんだろうと思います。
○毎日新聞
 続けてなんですけれども、それらの、例えば、オスプレイだと安全性の防衛省からの回答であったりとか、九州新幹線であれば与党PTが3月までという、再稼働も3月と目されていると思うんですけれども、その3月以降、4月最初の議会での出馬表明とかそういうのはないんでしょうか。
○知事
 もう答えたような気がするんですけど。私も自分として次に出馬するかどうかとか、そういうのって今回初めてなので。いろんな思いがあって、もちろん今やらなきゃいけないことに注力しなければいけないこともそうですし、自分で自分のことを見詰めるということも大事だけれども、県民の皆さん方がどういうふうにお考えになっているのかなとか、そういうことも含めて一定の時間が必要だと思うんですね。ですから、そういうことを考えて、まだ皆さん方にお話しするような時期ではないのではないかなというのが私の今の認識です。
○朝日新聞
 すみません、先ほどの質問の関連で、まだ1年はあるけれども、3年間やってきたと思うんですけれども、この3年間、自分では、自己評価というか、どれぐらいやれたというふうに考えていて、あとの1年はどのように過ごしていきたいとか、何が足りていないのかという部分を改めてお願いします。
○知事
 自分として、一日一日を大切にしながら、いろんなことに関して熟慮に熟慮を重ねて、そして、すぐに行動を起こさなければいけなことはすぐに行動を起こして、特に佐賀県の潜在的な魅力だったり、すばらしさ、美しさ、そして、外から佐賀を評価してくれる方々の目と、佐賀の人たちがわかってくれていないずれだったりとか、いろんなことを考えながら戦略を練ってきております。
 「佐賀さいこうプロジェクト」もそうですし、例えば、ものづくり基金で佐賀のものづくりを今一生懸命支援していたりとか、「子育てし大県」とか、いろんなことをやっておりますけれども、これは、私がなって、すぐに効果が出てくるところもありますけれども、ある程度しっかり踏まえながらやらなければいけない点もあるので、3年短いなっていうところもすごく感じる。
 そして、来年の事業の話をここでしていいのかわかりませんけれども、例えば、今回、国体・全障スポは、恐らく佐賀県の大会から国体じゃなくなるんですよね。多分、佐賀県の大会から第1号の国民スポーツ大会になっていくと思うので、であるならば、新しいスポーツの取り組みを佐賀からやっていくための仕掛けを今からつくっていって全国に提供したいなとか。いろいろ考えてやる事業があるので、私が苗代と申し上げたのは、これから本当に花を開かせるにはもう少し時間がかかるなという感じです。
○朝日新聞
 数字でいうと、例えば100点満点でいうと、どれぐらいまでに。
○知事
 数字にするのはとても難しいですね。でも、私が一番、手応えを感じているのは、県庁の仕事の仕方は明らかに変わったなと思うんです。それにはやっぱり時間が一定かかったなって思うし。あくまで何かを生み出すものというのは人の力であってね。一番恐ろしいのは、県とかって仕組みだとか、仕掛けだとか、ルールだとか、そういったものに人が振り回されて、常識で判断ができなくなるってことがやっぱり一番組織というのは恐ろしい。そういったところが、人それぞれが自分の頭で考えて佐賀県をどうすればいいのかの提案が出てくるようにもなってきたので、全部自分で指示をしなくても、ある程度自動的に動けるように各部がなってきているところもあるので、こういう流れの中で仕事をしていけば、もっともっと手応えが出てくるなということ。あと、悪い話とか、人間ですので間違いを起こすことも必ずあるので、それについてすぐに迅速に対応する、そして発表するということ。ですので、今日はマスコミの皆さん方がどうお考えになるかでしょうけれども、基本的に、隠し事はしていない。どうしてもプライバシーとか守らなければいけないこと以外は、うそはつかないということは守り通してきたので、それ自体がさまざまな県の中での、県職員関係の大きな事件があんまり起きなかった原因なのかなと思ったりもしています。
 私は、この佐賀県政から行政の新しい仕事の仕方についてもつくり出していきたいと思いますので、一日一日を地に足つけてやっていくスタイルをこれからも頑張っていきたいと思います。





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