特別支援学校へ通う子供がいますが、パラスポーツのボッチャならできそうだと思います。しかし、体験するにも、見学するにも、連れて行くのが大変です。パラスポーツに、スムーズに参加できるように、小学部のうちから、取り入れてほしいです。
また、支援学校が休みの日に、パラスポーツの練習場として、支援学校が使われたら、連れて行くのも参加するのもスムーズにできると思います。
担当課の回答(令和6年2月14日)
現在、県立特別支援学校においては、児童生徒の障害の状態に応じて、ボッチャだけでなく車いすバスケットボールや卓球、バレーボール等の様々な競技について、授業の中で体験・学習しています。また、昼休み、部活動や余暇活動の一環として日々取り組んでいます。SAGA2024全障スポにも、特別支援学校の在校生(生徒)及び卒業生が選手として多数出場する予定です。
なお、授業としてどのような競技をどの学部・学年等で取り入れるかは、各学校の計画にもよりますが、各学校とも、児童生徒の障害の状態や発達段階等に応じて、無理なく自然とそれぞれの競技に慣れ親しんでいくことができるよう工夫されているところです。
特別支援学校におけるパラスポーツについては、障害のある方が、学校卒業後に社会人となった後も、生涯に渡ってスポーツに関わっていき、有意義な人生を送ることができる重要な要素となることを目指して、引き続き取り組んでまいります。
また、パラスポーツの練習場としての特別支援学校の使用についてのご意見、ありがとうございます。
県立特別支援学校の体育館や運動場等の学校体育施設については、他の市町立小中学校等と同様に、従前から、学校の教育(授業や学校行事等)に支障がない限り、社会体育や一般のスポーツのために貸出・開放されています。ご意見のとおり、日頃から通い慣れた特別支援学校の学校体育施設がパラスポーツの練習場として活用されれば、障害のあるお子さんがよりスムーズにパラスポーツに参加できるようになると考えております。
特別支援学校には、校長会等の折に、パラスポーツによる学校体育施設の活用の一層の理解と協力について、働きかけてまいります。