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~江藤新平復権プロジェクト~没後150年を迎える佐賀の偉人・江藤新平のモニュメントを県民ホールに展示します

最終更新日:

記者発表ヘッダー


令和6年3月29日

文化課 さが維新志担当

担当者 園田、大森

内線:1908

直通:0952-25-7253

E-mail:culture_art@pref.saga.lg.jp

 

~江藤新平復権プロジェクト~没後150年を迎える佐賀の偉人・江藤新平のモニュメントを県民ホールに展示します

佐賀の偉人・江藤新平は、三権分立に基づく国家制度の設計や憲法・民法などの法典編纂、国民の権利を守ることを第一に考えた近代的な裁判制度や国民皆教育の導入など、現在に繋がる日本の礎を築いたにも関わらず、佐賀戦争で悲運な死を遂げた影響から、名誉回復が遅れ今も正当な評価がなされていません。

そこで佐賀県では、江藤新平の比類なき功績や志を明らかにし、県内外での江藤のイメージ・評価を転換し、名誉回復するために、佐賀城本丸歴史館で開催している「没後150年特別展 江藤新平―日本の礎を築いた若き稀才の真に迫る―」を皮切りに“江藤新平復権プロジェクト”に取り組んでいます。

この取組の一環として、復権への機運醸成につなげるため2024年に没後150年を迎える江藤新平のモニュメント(原型)を県民ホールに展示します。

併せて、同じく没後150年を迎える開拓判官として札幌の街づくりを牽引した北海道開拓の父・島義勇のモニュメント(原型)も展示します。

 

 

1 展示期間 令和6年4月1日(月曜日)から令和6年12月31日(火曜日)

 

2 場所 佐賀県庁新館1階県民ホール 北側 受付前(佐賀市城内一丁目1番59号)

 

【参考】

・  今回展示するモニュメントは佐賀市の駅前まちかど広場に設置している偉人モニュメント制作の際に使用した「原型」(ガラス繊維強化プラスチック製)になります。

・  この「原型」は佐賀大学 芸術地域デザイン学部 教授・德安和博(とくやす・かずひろ)氏が、弘道館で学ぶ若き日の江藤と島をイメージして制作されており、今回の展示にあたり無償で貸出いただきました。

 

(参考)江藤新平及び島義勇について

江藤新平

江藤 新平(えとう・しんぺい)【1834年~1874年】


16歳で弘道館に入学し、その後、義祭同盟に参加。「図海策」を書き開国論を唱えました。

 江戸開城に立ち会い、大木喬任とともに東京奠都を建白しました。明治政府では文部大輔、左院副議長などを歴任し、初代司法卿となり近代的な裁判制度を導入しました。ほかにも、三権分立に基づく国家制度の設計や憲法・民法などの法典編纂、国民皆教育の導入など現代に繋がる日本の礎を築きました。


 
島義勇

島 義勇(しま・よしたけ)【1822年~1874年】


9歳で弘道館に入学し、その後、義祭同盟に参加。江戸遊学に際しては水戸学派の藤田東湖に師事しました。

安政4(1857)年、佐賀藩主鍋島直正の命により蝦夷地・樺太を調査し、その見聞を「入北記」などに記しました。明治2(1869)年には明治政府の蝦夷開拓御用掛を命じられ、次いで開拓判官となり、札幌に「五州第一の都」を造るという壮大な構想で札幌の街づくりを牽引しました。

その後、明治天皇の侍従や初代秋田県権令などを務めました。

 
 

(参考)没後150年特別展 江藤新平―日本の礎を築いた若き稀才の真に迫る―について

会期:令和6年3月15日(金曜日)~5月12日(日曜日)

場所:佐賀県立佐賀城本丸歴史館(佐賀県佐賀市城内2‐18‐1)

概要:本展覧会では、維新の十傑や佐賀の七賢人と称され、「人民のために」という信念を貫いて明治日本の新たな国家づくりに尽力した江藤新平の功績や人となり等を、映像展示や歴史資料展示により紹介し、その“志”に迫ります。


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