佐賀県では、今のところ、フレックスタイム制(選択的週休3日)は導入していませんが、ご意見にもありますように、千葉県など、一部の自治体では導入をされているところもあると承知しています。
令和5年度の人事院勧告によりますと、想定されるニーズとしては単身赴任者の帰省や遠隔地に住む親宅の訪問などが挙げられ、導入の趣旨としては、ワーク・ライフ・バランスの実現や公務職場の魅力向上、公務能率の向上などと整理をされています。
他方で、本県では、職員が柔軟に働くための制度として、勤務開始の時刻を選択できる「早出遅出勤務制度」や「勤務時間の特例制度」のほか、育児や介護のための休暇制度などもあります。
佐賀県にとって、どういったメリットやニーズがあるのか、また既にある制度等では何が課題になるのかなどを具体的に整理するとともに、他都道府県の導入状況やメリット・デメリットなども情報収集しながら、引き続き、研究をしていきたいと考えています。