平成17年12月25日、唐津ロイヤルホテルにおいて、国と九州電力が推進する玄海原子力発電所3号機のプルサーマル計画の安全性について、県主催の公開討論会を行いました。
討論会のテーマは「玄海3号機プルサーマル計画の安全性」。推進、慎重、双方の立場の方々によるパネルディスカッション、会場の方々との質疑応答を行いました。
終了後、参加者から回収したアンケートによると、約65%の方が安全性について理解が深まったと答えています。
県では、これまでの議論で、安全性に関する論点はある意味出尽くしたと考えており、玄海3号機プルサーマル計画の安全性について県の考えを整理することとしています。
討論者の顔ぶれ(敬称略)
●コーディネーター
科学ジャーナリスト
中村浩美
●パネラー
九州大学大学院教授
出光一哉
東京大学大学院教授
大橋忠弘
京都大学原子炉実験所助手
小出裕章
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会代表
小山英之
拓殖大学海外事情研究所長
森本 敏
神戸大学海事科学部助教授
山内和也
●オブザーバー
資源エネルギー庁 野口哲男
原子力安全・保安院 佐藤均
原子力安全・保安院 伊藤敏
原子力安全委員会 吉田九二三
原子力安全委員会 更田豊志
九州電力(株)原子力発電本部長 樋口勝彦