担当課の回答(令和6年5月13日)
帯状疱疹ワクチンの接種については、予防接種法に基づく定期接種に位置付けられておらず、任意接種のため、全額自己負担となりますが、一部の市町では、独自に費用助成を行っています。現在、県内で帯状疱疹ワクチンの接種費用助成を行っているのは、唐津市、基山町、玄海町及び太良町の4市町です。
予防接種は、接種後の副反応や健康被害が問題となるケースもあることから、市町においては、帯状疱疹ワクチンの接種についても他のワクチンと同様に、ワクチンの有効性や安全性等の情報をはじめ、地域の実状などを踏まえ、慎重に検討されていると認識しています。
予防接種については法の主旨に鑑み、まずは市町が主となり取り組むものと考えており、現時点で県独自の助成の予定はありませんが、国に対しても、帯状疱疹について、接種の安全性を十分に検討した上で、早急に定期接種化を進めるよう要望しているところです。また、国の審議会などの動向を注視しつつ、適宜、市町における検討に資するよう、市町へ情報提供していきたいと思っています。