担当課の回答(令和6年5月14日)
佐賀県は、世界に挑戦するトップアスリート育成とスポーツ文化の拡大を目指すSSP構想を推進しており、SAGA2024国スポをSSP構想における重要な通過点、飛躍点に位置付け、SAGA2024後も見据えながら取り組んでいます。
現在、SAGA2024国スポに向けては、SSP構想に共感し、佐賀で活躍したいと思うアスリートもSAGAスポーツメンター(チームSSP)として、佐賀に拠点を移し、佐賀の選手の指導なども行いながら、日々の練習に励んでいるところです。 他県で開催された過去の国体では、県外からの有力アスリートが、一時的に国体の指導員や選手になり、国体が終われば関係が希薄になり、去っていく選手が多かったと聞いています。しかし、チームSSPの皆さんには、本人の意向は尊重しますが、一時的に佐賀に来てもらうのではなく、ずっと佐賀に住み続けてもらい、競技活動はもちろん、各競技の競技力向上や佐賀の子どもたちの育成に関わってもらいたいと思っています。
また、SAGA2024国スポでは、40競技が行われますが(冬季競技3競技含む)、必ずしもチームSSPのメンバーばかりではなく、地元の選手や中学、高校を佐賀の学校で過ごした、ふるさと選手もおり、切磋琢磨しながら、チーム佐賀、オール佐賀で力を合わせて強化を進めています。このことは、佐賀県選手全体にいい刺激を与えています。
SAGA2024国スポに出場する選手については、最終的には各競技で選手選考が行われ、各競技団体が定めた基準に基づき選手が選考されますが、いずれの選手も仮に今回の国スポに選出されなくても、今後の競技力向上につながるいい流れができています。
佐賀県は、佐賀県生まれ、ということだけではなく、佐賀で頑張りたいという気持ちを大事にしたいと考えています。SAGA2024国スポが終わっても、チームSSPのメンバーと縁が切れるというようなことは、県としては考えていませんし、これからもSSP構想のもと、佐賀で頑張りたいと思う全てのアスリートを佐賀県は応援したいと思っています。
佐賀県は、そのような仲間たちと共にSAGA2024国スポを戦っていきます。