佐賀県では、近年、激甚化・頻発化する豪雨災害に備えて「プロジェクトIF(佐賀県内水対策プロジェクト)」に取り組んでおり、この取組の一環として「田んぼダム」を推進しています。
東部農林事務所管内においても5市町で「田んぼダム」の取組が行われており、令和6年6月26日水曜日、神埼市中央公民館において、田んぼダムの取組継続、拡大を目的とした「令和6年度田んぼダム推進事業説明会」が開催されました。
この説明会の中で、これまで度々浸水被害に遭われてきた下流地域の代表の方が、現在「田んぼダム」に取り組まれている上流地域の活動組織に対し、これまでの取組に対するお礼と、取組継続に対する協力要請が行われました。
下流域の方々の感謝の気持ちを、上流域の農家の方々に伝えることで、「田んぼダム」に対する理解が深まり、今後の取組が拡大していくことを期待しています。
お礼と協力要請の様子1 お礼と協力要請の様子2
※田んぼダムとは・・田んぼの排水口に小さな断面の切り欠きをあけた調整板を設置し、大雨時の水の流出を抑制することで、田んぼがダムのような役割を果たすことです。
田んぼダムの調整板設置イメージ