「自分の血圧を知らない高校生ZERO事業」を開始します

「自分の血圧を知らない高校生ZERO事業」を開始します

　脳卒中や心臓病などの「循環器病」は、悪性新生物（がん）と並ぶ主要な死亡

原因の一つで、要介護の原因や疾病別医療費において、最多の割合を占めていま

す。この循環器病の発症に最も関連する要因が「高血圧」です。日本ではおよそ

4300 万人、実に日本人の3 人に1 人が高血圧であると報告されています。

　高血圧は中高年の病気と考えられがちですが、2015 年の「学生の健康白書」で

は、国立大学1 年生男子の9.0%、女子の1.5%が高血圧と報告されており、決し

て若者に無関係な病気ではありません。

　高血圧の期間が長ければ長いほど、将来の循環器病発症リスクは増加するため、

若い世代から自分の血圧に関心を持ち、血圧を意識した生活を送ることで、将来

の高血圧、さらには循環器病の発症を予防することが期待されます。

　そこで佐賀県では今年度から、県内の高校生を対象として「自分の血圧を知ら

ない高校生ZERO事業」を開始します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　記

1 概要

　医師が実施校を訪問し、血圧についての講話・血圧測定を行う。

　・講話内容：「血圧を知ろう」（血圧とは何か、血圧で何が分かるか、

　　　　　　　　血圧を知ることはどうして大事か等を解説）

　・講師：佐賀大学医学部 循環器内科医師など

　・講話時間：40 分程度

2 実施校、実施日

　別紙実施校一覧のとおり

添付資料

•  実施校一覧 （PDF：109.7キロバイト）