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今年も佐賀中部農林事務所管内で「田んぼダム」に取り組んでいます

最終更新日:
 

今年も佐賀中部農林事務所管内で田んぼダムに取り組んでいます

 

佐賀県内では、令和4年から大雨の際に水田に一時的に雨水を貯める「田んぼダム」に取り組んでおり、佐賀中部農林事務所が所管する佐賀市、多久市及び小城市では農家の御協力のもと、今年も「田んぼダム」に取り組まれています。


  R6年度の取組予定面積

 管内市 取組予定面積(ha)
 佐賀市 397
 多久市 17
 小城市 665

  ※予定面積は令和6年度5月末時点


 この日は、田んぼダムの役割を子どもたちに学んでもらうため、佐賀県土地改良事業団体連合会様に、自前で製作された「田んぼダム」の模型を使って、小学5年生に出前講座を開催していただきました。

 

出前講座の開催概要

開催日時 令和6年7月1日(月曜日)午前10時25分~午前11時

開催場所 小城市立三里小学校

参加者  三里小学校5年生12名、先生3名、三里自然塾2名、

     佐賀県土地改良事業団体連合会4名、佐賀中部農林事務所2名


 

出前講座の内容

普通の田んぼでは雨が降るとすぐに水路に排水されますが、田んぼダムに取り組んでいる農地では、設置している調整板の切り欠きの高さまでは水を貯めることができるので水路や河川に流出する量が抑えられ、下流へ流れる量が減ることで浸水被害の軽減につながります。

 

 田んぼの排水口に調整板を設置した田んぼと設置していない田んぼを比較した模型で降雨を再現すると、児童たちは興味津々で田んぼや住宅地の様子を観察し、田んぼに雨が溜まっている様子や住宅地に水が流れてくるまでの時間の違いなどに気づいた様子でした。


田んぼダムの模型
土地改良事業団体連合会の説明を聴く児童たち
違いを観察する児童たち
田んぼダムの模型田んぼダムの仕組みを聴く児童たち違いを観察しています




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