【議題】
(1)令和6年度佐賀県教育センターの方針について
(2)令和5年度事業評価結果及び令和6年度事業評価計画について
○事務局より(1)及び(2)について説明。
<R6年度 研修課事業計画>
・必須研修:経験年数別研修、職務別研修、課題別研修を実施
・希望等研修:「教科・領域等の専門的かつ実践的指導力の向上を図る」ことを目的に、本講座、公開講座等計96本を設定
・全国教員研修プラットフォーム(Plant)の本格稼働を予定
<R6年度 教育支援課事業計画>
・プロジェクト研究:「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善の推進を図るためのコンテンツ開発
・個別実践研究:指導と評価の一体化を図るためのコンテンツの開発 ・学校支援の改善・充実:各学校した校内研修につなげる支援の工夫
【委員からの主な意見】
・校長会でも若手教員が辞めていっていることが話題に上がっている。初任者研修等で、メンタル面をサポートできるような研修を取り入れてはどうか。
・若手教員の経験年数別の離職率のデータがあれば、研修の設定等で活用できるのではないか。
・終日研修で学校を抜けられると学校運営上苦しいといった意見が多く聞えてくる一方、集合研修時の若手教員同士のコミュニケーションの機会は重要であることも認識している。法定研修は日数が決まっていると思うが、終日研修を減らして半日研修にすることは可能か。
・プロジェクト研究や個別実践研究の評価は、研修当事者が行っているようだが、学校支援のように、受け手の評価を入れるべきではないか。
・個別実践研究成果の動画化により、空いた時間に自由に視聴ができるようになった反面、動画が増え過ぎて、視聴する時間を勤務時間内に確保できないといった問題もある。動画の取捨選択ができるようなすり合わせがあるとよい。 ・キャリアステージに応じた研修を系統的に実施していただいていることはありがたい。
・小学校の体育は1講座だけ実施されているが、他にも体育に関する講座があるとよい。
・産休育休の教員が増えている関係で、新任の講師が増えてきているので、講師も教育センターの講座を受講してよいことをもっとアピールしてほしい。
・30年の経験がある新採も入ってきているので、経験者への研修も念頭において、研修内容を検討してほしい。
・若手教員の文字離れが進み、指導案が十分に書けない教員も増えてきている。指導案の書き方を取り上げた講座設定が可能か。 ・教育事務所も教育センターと同じ機能を担っていると思うので、学校支援等は教育事務所と連携をとってやってもい いのではないか。 |