県議会中継で手話通訳導入されるそうですが、中途難聴者は手話ではわかりません。
県下の聴覚障害者の中で手話を使っている方はどれくらいでしょうか。昨今は人生の途中で聞こえなくなった突発性難聴者、高齢難聴者も増加していて、軽難聴も含めて人口の一割は聴覚障害者だと言われるほどです。急に聞こえなくなったからと言って手話ができるわけではありません。ろう者にとって手話は大切ですが、それと同じように難聴者は文字が大切です。
県議会中継の文字情報を強く求めます。
新聞の報道などでお知りになられたことと思いますが、佐賀県議会では、聴覚に障害がある人で文字認識が難しい方々を対象として、来年2月の定例県議会の一般質問に、インターネット中継等でワイプ画像による手話通訳が表示できるよう手続きをしているところです。
現在、聴覚に障害のある人で、文字認識が可能な方々に対しては、健聴者と同じように情報を入手していただけるよう、令和元年9月から佐賀県議会議場の傍聴席にディスプレイを設置し、発言の文字を表示しています。また、インターネット上のYou Tube(ユーチューブ)において「佐賀県議会公式チャンネル」を設け、県議会の状況を動画で提供しており、議会日の後日にはなりますが、字幕表示機能を使ってご覧いただけるようにしております。
今後は、聴覚に障害や不安をお持ちの方々で、文字での情報提供を希望される方々に対して、健聴者の方と同じように情報を入手されることができるように努力してまいります。
最後となりますが、県議会での議論に関心をお持ちいただいたことに深く感謝申し上げます。
《You Tube(ユーチューブ)での字幕表示方法》
「佐賀県議会公式チャンネル」
閲覧したい動画の画面に表示されている「設定(歯車記号)」をクリックする→「字幕」選択
※動画の容量次第で「字幕」表示となるまで数日程度の時間がかかる場合があります。
こんにちは、AIさくらです。
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