建築物木材利用促進協定について
「建築物木材利用促進協定」制度は、「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」の成立に伴い、建築物における木材利用を促進するために創設されました。
建築主等の事業者は、国又は地方公共団体と、建築物における木材の利用に関する構想や建築物における木材利用の促進に関する構想を盛り込んだ協定を締結することができます。
協定の実績
さがの木パートナー協定
令和6年11月25日に株式会社北島と「さがの木パートナー協定」を締結しました。
佐賀県では、森川海のつながりや管理の重要性などについて、県民の皆様の理解醸成を図るとともに、保全活動などの行動促進につなげていく、「
森川海人っプロジェクト」に取り組んでいます。
株式会社北島は、お菓子の原材料である自然の恵みが森林と関わっていることに着目し、森川海人っプロジェクトの「森を豊かにするため、県産木材を使う」という理念に賛同し、今回の協定締結となりました。
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左から森川海人くん、香月常務取締役、落合副知事、香月代表取締役 | 木製の協定書 |
■協定の概要
建築主たる事業者が県と協働・連携して県産木材の利用に取り組むことで、民間建築物における木材利用を促進する。
・店舗等の木質化にあたり、佐賀県産木材等を積極的に活用すること
・木材の利点を広くPRすること
・県産木材の地産地消を通じて佐賀の林業の再生等に貢献すること
(3)有効期間
令和6年11月25日(協定締結日)から令和11年3月末まで
■株式会社 北島について
元禄9年(1696年)に数珠屋として創業。幕末期の急激な時代の変遷の中、南蛮菓子のボーロの製法を学び、明治初期には八代目の香月八郎と九代目の香月安次郎の親子が改良を重ね、鶏卵を加えて多くの人々に親しまれる「丸芳露」が誕生しました。
株式会社北島は、「このお菓子を召し上がる方が幸せであられますように」・「自然の恵みに感謝しよう」という企業理念を大切にしながら、伝統的な製法を守りつつ新しい取り組みを進め、高品質な製品とサービスを提供し続けています。